NPO法人「 日本に健全な森をつくり直す委員会」主催の2022年度の勉強会は、次のとおりでした。
(1) 5月7日(土)
モンベル品川店で「”みどりの食料システム戦略”をもっと早く、もっと大きくしよう!」。
(2) 5月28日(日)
島根県吉賀町で「養老先生とゾウムシ採り」。
(3) 7月21日(木)
モンベル広島紙屋町店でも「”みどりの食料システム戦略”をもっと早く、もっと大きくしよう!」。
(4) 7月22日(金)
吉賀町で「”みどりの食料システム戦略”をもっと早く、もっと大きくしよう!」。
(5) 9月11日(日)
モンベル品川店で「”気候変動”と“再生可能エネルギー”を考える」。
(6) 10月22日(土) 昼
津和野町で「“小型木質バイオマスガス化発電”を島根県の各所につくる」。
(7)10月22日(土)夜
吉賀町での第2回「“みどりの食料システム戦略”をもっと早く、もっと大きくしよう!」。
(8) 11月12日(土)
高知で「地震のことは怖がらないで勉強しよう!」。
地震のシンポに出てくださった尾池和夫先生は「2038年に“南海トラフ地震”が起きる」とおっしゃっていますが、2030年代になると、列島で今よりも多く地震が起こると思います。
それまでに、日本人が「もっといろいろと勉強してほしい」と思ったからでした。
今年は、「“みどりの食料システム戦略”をもっと早く 、もっと大きくしよう!」を4回もやりました。
ずいぶんと忙しい年でした。
養老先生も2020年には、軽い心筋梗塞をされていたのですが、今年はとてもお元気で、ゾウムシ採集や講演などいろいろな場所に足を運ばれました。
5月28日には、私共委員会の事務局がある島根県西部、高津川の上流にある吉賀町での「ゾウムシ採集」に来られて、子どもも大人も一緒に遊びました。
養老先生は、いろいろな講演会で「2038年には南海トラフ地震が来ると尾池和夫先生がおっしゃっている。
その時には私は生きていないと思うが、皆さんは、『どんな事が起こるか』をあらかじめ考えておいてください。」とおっしゃっています。
そのため、11月12日には高知で「地震のことは怖がらないで勉強しよう!」というタイトルで、養老vs尾池vs隈研吾のトークイベントを実施しました。
その前日11月11日には、養老先生の85歳の誕生会を、天然の海の幸を使ったイタリアン『ととや』でお祝いしました。
2023年はイベントを少なくしようと思っていますが、既に計画していることは、
■4月 「養老孟司vs藻谷浩介」の対談本を毎日新聞社から、4月1日に発行。
※出版記念イベントとして、モンベル品川店でサイン会を予定。
■5月 島根県吉賀町で「ゾウムシ採集」を予定。
■9月 年次総会で記念シンポジウムを予定。
※2023年は私共「日本に健全な森をつくり直す委員会」が誕生して15年になります。
今は、石田達彦君が”地域おこし隊”として「森師(もりし)として」のブログを書き続けてくれております。
私自身も3月25日には大阪市内から吉賀町柿木(村)に”引越し”してきて、毎日有機野菜を食べて元気に過ごしています。
柿木村は昭和55年から「有機農法」を続けている農家が150名以上もいる村なのです。
私も2023年からは、”物書き”としてこのHPで「ブログ」を始めようと考えております。
2022年12月31日
NPO法人「日本に健全な森をつくり直す委員会」事務局長
天野礼子