
ニッポンは森の国※。
エネルギーシフト時代に持続可能な社会をみすえたとき、
さまざまな分野で「森を生かす」ことは欠かせないテーマです。
私たちは「日本列島の森のグランドデザイン」を創り、
人工林を賢く使い、天然林を保全し、森をつくり直します。
自然をたいせつに思い、森・里・川・海のつながりのなかで
生かされることに感謝する「森の市民」を育てます。
そのために私たちは、あらゆる叡智を集め、 研究、活動、提言、教育を通して 森・里・川・海の未来に、意味のあるつながりをつくり直します。
※国土面積に占める森林面積(森林率)は68.5%。フィンランド、スウェーデンに次ぐ世界3位。
「ケンモリ」(正式名称:NPO法人「日本に健全な森をつくり直す委員会」)は、養老孟司を委員長、C.W.ニコルを副委員長、天野礼子を事務局長として、日本の森林(もり)を次代に生かすための政策提言と、新しい「森の市民」を育成するオピニオン・リーダー集団として2008年7月に創設したものです。
趣旨に賛同した多くのリーダーが各界から集まって「委員」となり、提言書作成から講演、執筆、実践など、さまざまな活動を展開しています。
主な活動には、京都大学が2003年より提唱している「森里海連環学」に賛同し、講座やシンポジウムなどを通した ”森里海連環学”の普及や実践の紹介もあります。
「森里海連環学」は、環境省により、「森里川海連環思想」となり、2018年より全国の小学生にむけて小冊子「森里川海大好き!」が配布されるようになりました。
2013年からは、島根県高津川流域で、小・中・高校生やI・Uターン者に「森仕事」や「無農薬農業」の学びの場をつくる教育プロジェクトも展開してきました。
今までの建築の歴史は、一言でまとめれば、ハコを作る建築であった。ハコをより大きく、より高くするという歴史であった。その行きついた先が20世紀の超高層ビルという「大きく、高い」ハコである。ハコに詰め込まれて働くことが、効率的であるとされ、エリートの証であるとされ、大きなハコは世界中を覆いつくした。 このハコのシステムがいかに人間を不幸にしてきたかを、コロナ禍が教えてくれた。そして、ハコの外でも、充分に効率的に仕事ができ、ハコの内側に閉じ込められて、空間も時間も管理される以上に、幸福に暮らせることに、われわれはついに気が付いたのである。 その意味でコロナ禍とは、ひとつの歴史の折り返し点であるように僕は感じる。環境問題も地…続きを読む
アウトドア用品メーカーのモンベルと“ケンモリ”が提携した、特別なモンベルクラブのメンバーズカード。モンベルクラブ会員さま個人に付与されるショッピングポイントとは別に、3%分のポイントが“ケンモリ”の口座にも加算されます。
たまったポイントは、“ケンモリ”の活動に必要な備品などの購入に充てられます。既にモンベルクラブに入会(年会費1,500円)されている方は、300円の事務手数料で切り替えが可能です。
【サポートカードのお申込みはこちら】
https://club.montbell.jp/aboutcard/other/#kenmorij